ドルビックスコンサルティングへの転職|選考フロー・応募資格・難易度
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ドルビックスコンサルティングは丸紅100%出資のコンサルティングファームで、2026年8月時点の従業員数は188名。設立から5年余りで組織を拡大しており、コンサル未経験者向けからマネージングディレクター級まで20を超えるポジションを同時に募集しています。選考フローは公式に公表されており、書類選考から内定まで概ね1か月以内と明示されている点が特徴です。本ページでは公開情報に基づいて選考の全体像を整理します。
この記事のポイント
- ✓選考フローは公式公表。書類選考→面接(原則3回)→内定・オファー面談→内定受諾で、エントリーから内定まで概ね1か月以内
- ✓募集ポジションはIT戦略・ガバナンス、サイバーセキュリティ、商社型(ビジネスグロース)、戦略、DX・AX、SGRなど6系統に大別される
- ✓年齢・性別・国籍・転職回数による制限は設けていないと公表されている
- ✓コンサル未経験者・第二新卒向けの求人が複数あり、入口は広い
- ✓事業所は本社(東京)のみで転勤なし。大阪・名古屋にもオフィスがある
中途採用の選考フロー
同社は募集要項ページで選考の流れとおおよその期間を公表しています。コンサルティングファームの中では、この情報を明示している例は多くありません。
11. エントリー・書類選考
公式採用サイトの求人一覧から応募します。職務経歴書をもとに書類選考が行われます。
22. 面接(原則3回)
同社は面接回数を「原則3回」と公表しています。回数が固定的に示されているため、選考の見通しを立てやすい設計です。
33. 内定・オファー面談
内定後にオファー面談が設定されます。提示条件の確認はこの場が中心になります。
44. 内定受諾
条件を確認したうえで受諾します。エントリーから内定までは概ね1か月以内とされています。
「概ね1か月以内」というスピード感
エントリーから内定まで概ね1か月以内という期間は、コンサルティングファームの中途採用としては標準的か、やや速い部類に入ります。面接3回で1か月に収めるには、日程調整が滞らないことが前提になります。
同社は自社の強みとして「スピード感」と「実現・実行への強い拘り」を掲げており、採用プロセスにもその姿勢が反映されていると読めます。並行して他社を受ける場合、選考の進度がずれないよう自分側の準備を先行させておくとよいでしょう。
面接で見られる観点
面接の具体的な形式や評価基準は公表されていません。ケース面接を課すかどうかについても公式の記載はないため、断定はできません。
ただし公開求人票の必須要件と、同社が掲げる「戦略から実行・実装まで一気通貫」という方針からは、論点整理の能力に加えて、実行フェーズをやり切った経験が重視されると考えるのが自然です。商社型コンサルタントの求人では「描いた戦略を泥臭く現場で動かし実装する」という表現が使われており、アドバイザリーにとどまらない志向が求められていることがわかります。
募集ポジションの全体像
2026年8月時点で公開されている求人は20件超にのぼり、大きく6つの系統に分かれます。求人IDの体系からも、組織がユニット単位で構成されていることがうかがえます。
| 系統 | 主な募集ポジション | 募集職位レンジ |
|---|---|---|
| IT戦略・ガバナンス/業務変革 | IT戦略・ガバナンス/業務変革コンサルタント(ハイクラス・経験者)、製造向け業務改革(ERP/SCM/PLM) | コンサルタント〜ハイクラス |
| サイバーセキュリティ | サイバーセキュリティコンサルタント(経験者)、IT/サイバーセキュリティ領域(未経験歓迎) | 経験者・未経験者の双方 |
| ビジネスグロース(商社型) | 商社型コンサルタント、損保業界、保険業界、通信業界コンサルタント | コンサルタント〜マネージャー |
| 戦略 | 戦略コンサルタント(総合商社系)、M&A領域、経営管理・業務変革領域、人事コンサル経験者、製造業領域、未経験者・第二新卒向け | コンサルタント〜マネージャー |
| DX・AX | AI・MLエキスパート、エンジニアリング領域、都市・社会インフラ領域、電力・エネルギー領域、ジュニアコンサルタント(未経験歓迎) | ビジネスアナリスト〜マネージャー |
| SGR(Sustainable Growth & Resilience) | ハイクラス採用、経験者採用、未経験者採用 | ビジネスアナリスト〜マネージングディレクター |
同社の公式採用サイトに掲載されている求人一覧を系統別に整理したものです。募集状況は随時変動します。
SGRという新設ユニット
2026年度には「Sustainable Growth & Resilience(SGR)」という組織が立ち上がっており、サステナビリティ・トランスフォーメーション、DX、サプライチェーンマネジメント、リスクマネジメントを対象領域としています。
この組織はマネージングディレクター級から未経験者まで3本立てで募集が出ており、階層を丸ごと採用して立ち上げるフェーズにあることがわかります。新設組織の立ち上げに関わりたい人にとっては入りやすいタイミングと言えますが、逆に言えば型が固まっていない環境でもあります。
業界特化型の求人が多い
損保業界、保険業界、通信業界、製造業領域、電力・エネルギー領域、都市・社会インフラ領域など、業界を明示した求人が目立ちます。総合商社である丸紅が幅広い産業に事業を持つことと整合する構成です。
特定業界の事業会社出身者にとっては、その業界知見を評価される求人が明確に用意されているという点で、応募先を選びやすい構造になっています。
応募資格と歓迎される経験
公開求人票に記載されている必須要件から、求められる経験の傾向を整理します。
| ポジション | 必須要件の例 |
|---|---|
| ITコンサルタント(経験者) | コンサルティングファーム・SIerで1年以上の業務経験、またはDX推進部門で1年以上の経験 |
| IT戦略・業務変革(ハイクラス) | コンサル/SIer等でマネージャー相当の経験、または事業会社でプロジェクトマネージャーとして中〜大規模システム導入を完遂した経験 |
| 商社型コンサルタント | 大卒以上。コンサル/SIerでの実務経験、事業会社での企画・推進業務経験、または法人営業・事業開発での実績(目安2年以上) |
| 戦略コンサルタント | 戦略系ファームでの3年以上の経験 |
| DX・AXコンサルタント | AI・アナリティクス、または対象領域の専門経験(目安3年以上) |
| サステナビリティコンサルタント(SGR) | SX・DX関連のコンサルティング経験、または事業会社での推進経験 |
同社の公開求人票の記載に基づき整理したものです。ポジションごとに要件は異なり、募集状況により変更されます。
「1年以上」「2年以上」という低めの下限
ITコンサルタントで1年以上、商社型コンサルタントで目安2年以上と、経験年数の下限が比較的低く設定されているポジションがあります。第二新卒から数年目の若手にも門戸が開かれている構造です。
一方で戦略コンサルタントは戦略系ファームでの3年以上を求めており、領域によって要求水準に差があります。自分の経歴がどの系統に当てはまるかを見極めてから応募先を選ぶことが重要です。
コンサル未経験者向けの求人がある
「IT/サイバーセキュリティ領域(コンサル未経験者歓迎)」「製造向け業務改革コンサルタント(未経験歓迎)」「【製造業領域】戦略コンサルタント(コンサル未経験者歓迎)」「【未経験者・第二新卒】経営戦略コンサルタント」「【未経験者歓迎】DX・AXコンサルタント(ジュニアコンサルタント)」など、未経験者を明示した求人が複数あります。
同社は自社の特徴として「大手ファーム出身者と事業会社出身者」で構成された複眼的なチームを掲げており、事業会社出身者を意図的に取り込む方針がうかがえます。SIer、事業会社のDX推進部門、業界の実務経験者にとっては現実的な選択肢になります。
応募条件の制限は設けていない
同社はキャリア採用について、年齢・性別・国籍・転職回数による制限を設けていないと公表しています。ただしポジションごとに必要なスキル・経験は求められる、という整理です。
転職回数が多いことを懸念する応募者にとっては、明示的に制限がないと示されている点は判断材料になります。
求められる人物像
公式サイトの記述から、どのような志向の人材が評価されやすいかを読み取ります。
実行・実装までやり切る志向
同社は強みとして「戦略×テクノロジーによる一気通貫の支援」を掲げ、構想策定にとどまらず、体制構築やアライアンス、システムの設計・開発など、事業化や運営体制の整備までをトータルにサポートすると説明しています。
商社型コンサルタントの求人では、アドバイザリーにとどまらず顧客組織内で成果が出るまで伴走することがミッションだと明記されています。提言で終わるスタイルを好む人よりも、実装フェーズに手を動かして関わることに価値を見出す人が合いやすい環境です。
事業会社的な視点を持てること
総合商社を親会社に持つという構造上、丸紅グループが実際に事業を運営して得た知見を前提とした支援が求められます。純粋な分析力だけでなく、事業として成り立たせる視点が評価される可能性が高い環境です。
事業会社で企画・推進を担ってきた人、法人営業や事業開発で成果を出してきた人にとっては、その経験が直接的な評価対象になります。
拡大フェーズの組織を許容できること
従業員188名(2026年7月1日現在)という規模は、大手ファームと比べればはるかに小さく、制度や型が整備途上である可能性があります。2026年度にSGRという新組織が立ち上がったことからも、組織構成が動いている段階だとわかります。
整った仕組みの中で役割を果たしたい人よりも、仕組みづくり自体に関与することを前向きに捉えられる人のほうが適応しやすいでしょう。
転職難易度をどう見るか
同社は応募者数や採用倍率を公表していないため、難易度を数値で語ることはできません。公開情報から推し量れる範囲で整理します。
求人数の多さは追い風
20件超のポジションが同時に募集されており、未経験者向けからマネージングディレクター級まで階層も幅広く用意されています。従業員188名の企業としては相当に多い求人数で、採用意欲が高い局面にあると考えられます。
設立2020年12月から2026年7月までの約5年半で188名まで増えており、単純平均では年間30名強のペースで組織が拡大してきた計算になります(設立時の人数は公表されていないため概算です)。この拡大ペースが続くのであれば、採用の門は当面開かれていると見てよいでしょう。
難易度を左右する要素
- •応募するユニットとの経験の一致度(業界特化型求人が多いため、業界知見の有無が効きやすい)
- •実行・実装フェーズの経験の有無
- •上位職位を狙う場合はプロジェクトマネジメントの実績(中〜大規模システム導入の完遂経験など)
- •戦略系ポジションは戦略ファーム3年以上という明示要件があり、他系統より入口が狭い
知名度と実質の乖離
設立から5年余りの企業であるため、大手ファームに比べて応募者の母集団は小さいと推測されます。一方で丸紅100%出資という資本背景は、知名度が上がるにつれて認知される要素です。
現時点では「知る人ぞ知る」段階にあるとすれば、競争率という意味では相対的に狙いやすい可能性があります。ただしこれは公開データによる裏付けのない推測であり、実際の選考通過率は不明です。
新卒採用の場合
同社は新卒採用も実施しており、選考フローと初任給が公表されています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 対象 | 2027年度入社(2026年8月時点で受付終了) |
| 募集職種 | コンサルタント職 |
| 選考フロー | 会社説明会 → エントリーシート提出・適性検査 → 書類選考 → 一次面接 → 二次面接 → 最終面接 → 内定 |
| 初任給(学部卒) | 月額392,900円/理論年収589万円 |
| 初任給(院卒) | 月額414,300円/理論年収621万円 |
| 配属後の業務 | DX戦略策定、新規事業開発、先端テクノロジー活用等のプロジェクト |
同社の2027年度入社 新卒採用情報に基づきます。初任給は月45時間分の固定時間外勤務手当を含む金額です。
中途と異なり面接は3段階
新卒採用は会社説明会への参加が起点となり、エントリーシートと適性検査を経て、一次・二次・最終の3回の面接が設定されています。中途採用の「原則3回」と回数は同じですが、事前に説明会と適性検査が入る点が異なります。
若手の実務内容として、資料作成・修正、顧客打ち合わせでの資料説明、社内レビュー対応、リサーチといった業務が公式に紹介されています。入社直後の役割イメージを掴むうえで参考になります。
選考・オファー面談で確認しておきたいこと
同社は年収レンジや評価制度を公開していないため、確認すべき事項が他社より多くなります。
事業所は本社(東京)のみで転勤はないと公表されています。大阪・名古屋にもオフィスがありますが、転勤対象としては扱われていません。
- •提示年収の内訳(固定時間外勤務手当が何時間分含まれるか、賞与の扱い)
- •配属予定ユニット(IT戦略、サイバーセキュリティ、ビジネスグロース、戦略、DX・AX、SGR)と担当業界
- •丸紅グループ案件と外部顧客案件の比率の目安
- •入社時の職位と、次の職位への昇格に必要な期間・基準
- •リモートワークの運用実態(客先常駐の有無・頻度)
- •研修・OJTの具体的な内容(未経験入社の場合は特に)
よくある質問
- Q. ドルビックスコンサルティングの選考フローを教えてください。
- A. 同社が公表している中途採用の流れは、書類選考→面接(原則3回)→内定・オファー面談→内定受諾です。エントリーから内定までは概ね1か月以内とされています。新卒採用は会社説明会→エントリーシート・適性検査→書類選考→一次面接→二次面接→最終面接→内定という流れです。
- Q. コンサル未経験でも応募できますか?
- A. できます。「IT/サイバーセキュリティ領域(コンサル未経験者歓迎)」「製造向け業務改革コンサルタント(未経験歓迎)」「【未経験者・第二新卒】経営戦略コンサルタント」など、未経験者を明示した求人が複数公開されています。同社は大手ファーム出身者と事業会社出身者の複眼的なチーム構成を強みとして掲げており、事業会社出身者を積極的に受け入れる方針がうかがえます。
- Q. 転職回数が多いと不利になりますか?
- A. 同社はキャリア採用について、年齢・性別・国籍・転職回数による制限を設けていないと公表しています。ただしポジションごとに必要なスキル・経験は求められます。実際の評価にどう影響するかは公表されていないため、経歴の一貫性をどう説明するかは準備しておくとよいでしょう。
- Q. ケース面接はありますか?
- A. 同社はケース面接の実施有無を公表していません。面接は原則3回とされていますが、形式や評価基準は非公開です。ただし公開求人票では実行・実装までやり切る姿勢が繰り返し強調されているため、論点整理力に加えてプロジェクトを完遂した具体的な経験を語れるよう準備しておくことが有効です。
- Q. どのようなポジションを募集していますか?
- A. 2026年8月時点で20件超の求人が公開されており、IT戦略・ガバナンス/業務変革、サイバーセキュリティ、ビジネスグロース(商社型)、戦略、DX・AX、SGR(Sustainable Growth & Resilience)の6系統に大別されます。損保・保険・通信・製造・電力エネルギー・都市社会インフラなど、業界を特定した求人が多いのが特徴です。
- Q. 転勤はありますか?
- A. 同社は募集要項で「事業所は本社(東京)のみですので、転勤はございません」と公表しています。会社概要では本社に加えて大阪オフィス・名古屋オフィスが挙げられていますが、転勤対象としては扱われていません。本社は東京都中央区日本橋室町のコレド室町2にあります。
SUPERVISED BY — 監修者
監修者一覧 ›
監修者
辰本 明日加Asuka Tatsumoto
STRAND PARTNERS 代表取締役
慶應義塾大学卒業後、アクセンチュア戦略部門、リクルートを経てSTRAND PARTNERSを創業。コンサルファーム・PEファンド・大手事業会社への転職支援を手がける。

監修者
高辻 渚Nagisa Takatsuji
STRAND PARTNERS
米国ビジネススクール卒業後、PwCニューヨークオフィス、アクセンチュア戦略部門を経て参画。グローバル視点でのコンサル・外資系企業への転職支援を担当。
本記事はストランドパートナーズ株式会社のコンサルティング業界担当コンサルタントが内容を確認しています。
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