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フォーティエンスコンサルティング(旧クニエ)の評判は?口コミから見る実態

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フォーティエンスコンサルティング(旧クニエ)は、コンサルティングファームの中では働きやすさへの評価が高いファームです。年収水準は1,000万円台でありながら残業は業界内で少ない部類という、バランスの良さが特徴です。一方で配属チームによる差が大きいという指摘もあり、この点の見極めが入社後の満足度を左右します。

この記事のポイント

  • ✓月間平均残業時間は約40.8時間で、コンサル業界全体では少ない部類
  • ✓残業が40時間前後になると上長が体調面や業務量を確認する運用がある
  • ✓リモートワークが積極的に導入され、週3〜4日のフルリモートが可能なプロジェクトもある
  • ✓お盆・年末年始に有給取得推奨期間が設定され、1週間以上の休暇も可能
  • ✓配属チームによってキャリアスピードが変わるため、選考時の確認が最重要

評判を読み解く前提 — NTTデータグループの一員

同社は2009年7月に「株式会社クニエ」として発足し、2025年10月1日にフォーティエンスコンサルティングへ社名変更しました。株主はNTTデータ100%のまま、設立や事業内容も継続しています。

この「大手グループの安定基盤」と「コンサルティングファームとしての専門性」の組み合わせが、評判の内容を規定しています。外資系ファームのような短期集中型ではなく、中長期でクライアントに伴走するスタイルが基本です。

良い評価として挙がる点

コンサル業界の中では働きやすい

報酬水準が1,000万〜1,200万円でありながら、この働き方を実現している点が高く評価されています。「コンサルに転職したいが激務は避けたい」というニーズに対する現実的な選択肢となっています。

  • •月間平均残業時間は約40.8時間で、業界全体では少ない部類
  • •残業が40時間前後になると上長が体調面や業務量を確認する
  • •ワークライフバランスに配慮した柔軟な働き方ができる
  • •リモートワークが積極的に導入されている

NTTデータグループの安定基盤

NTTデータが100%出資する構造は、経営の安定性という点で大きな安心材料です。新興ファームのような成長の勢いはないものの、長期的なキャリア設計がしやすい環境と言えます。

また、グループの実装力と連携することで、構想が絵に描いた餅で終わらない支援体制を持つ点も評価されています。

中長期で伴走する案件スタイル

短期の戦略提言よりも、クライアントの変革に中長期で伴走するプロジェクトが多いのが特徴です。腰を据えて一社と向き合いたい志向の人にとっては、深い関係構築ができる環境です。

留意しておきたい点

  • •配属チームによってキャリアの進み方に差が生じる
  • •外資系の短期集中型と比べると変化のスピードは緩やか
  • •戦略単独の案件よりも業務・IT改革のテーマが中心

「安定」の裏返し

NTTデータグループの一員であることは安定をもたらす一方、意思決定のスピードや組織の変化のスピードは、独立系の新興ファームと比べると緩やかになります。

急成長する組織で早期に裁量を得たいという志向の場合、物足りなさを感じる可能性があります。この点は同社の欠点というより、性格の違いと理解すべきでしょう。

働き方に関する公開データ

項目数値・内容
月間平均残業時間約40.8時間(コンサル業界では少ない部類)
残業への配慮40時間前後で上長が体調・業務量を確認
有給休暇お盆・年末年始に取得推奨期間を設定
リモートワーク週3〜4日のフルリモートが可能なプロジェクトもある
従業員数1,241名(2025年12月時点)

口コミサイト等の公開情報に基づく集計値であり、全社員を代表する統計ではありません。

他のIT・デジタル系ファームとの比較

数値だけを見ると同社は中位から下位に位置しますが、年収水準が他社より高いことを踏まえる必要があります。時間あたりの報酬で見れば、同社の位置づけは大きく変わります。

ファーム残業時間の目安
ノースサンド月約20時間(会社公表値)/29.7時間(口コミ集計)
フューチャー月28.0時間(公表値)/41時間前後(口コミ集計)
Dirbato月30.6時間(口コミ集計)
フォーティエンスコンサルティング月約40.8時間

各社とも算出基準や出典が異なるため、厳密な横並び比較には適しません。

配属チームの重要性

同社の評判を見るうえで最も押さえておきたいのが、配属チームによってキャリアスピードが変わるという点です。

幅広い領域を持つがゆえの差

同社は経営戦略・企業変革から業務/IT改革、マーケティング、生産・サプライチェーン、セキュリティまで幅広い領域を持ちます。どのチームに所属するかで、経験できるテーマが大きく異なります。

たとえば経営戦略・企業変革のチームであれば上流の構想策定が中心となる一方、業務/IT改革のチームでは実装寄りのテーマが増えます。同じ会社にいながら、キャリアの方向性が分かれる構造です。

選考時に確認すべきこと

選考の段階でこれらを確認しておくことが、入社後のギャップを避けるうえで最も効果的です。同社を検討する際の最重要チェックポイントと言えます。

  • •配属予定チームとその案件構成
  • •そのチームのクライアント層と主要テーマ
  • •チーム内でのキャリアパスと昇進の実例
  • •直近の稼働状況とリモートワークの運用

向く人・向かない人

向いている人

  • •製造業やサプライチェーン領域の知見を活かしたい人
  • •構想だけでなく大規模実装までを見届けたい人
  • •報酬水準を保ちつつ働き方も重視したい人
  • •中長期でクライアントに伴走するスタイルを好む人
  • •大手グループの安定基盤のもとで働きたい人

向いていない人

  • •純粋な戦略案件のみに関わりたい人
  • •急成長する組織で早期に裁量を得たい人
  • •外資系の短期集中型のスタイルを好む人
  • •意思決定のスピードを重視する人

よくある質問

Q. フォーティエンスコンサルティングの残業時間はどのくらいですか?
A. 月間平均残業時間は約40.8時間とされ、コンサルティング業界全体では少ない部類に入ります。残業時間が40時間前後になると上長が体調面や業務量を気にかける運用があるとされています。
Q. リモートワークはできますか?
A. リモートワークが積極的に導入されており、週3〜4日のフルリモートが可能なプロジェクトもあるとされています。ただし案件により方針は異なります。
Q. 有給休暇は取りやすいですか?
A. 業務次第ではあるものの取りやすいとされています。前もって有給日を伝えれば調整してもらえるほか、お盆と年末年始に取得推奨期間が設定されており、クライアントの休暇時期と重なれば1週間以上の長期休暇も可能です。
Q. 配属チームは選べますか?
A. 配属チームによってキャリアスピードが変わるとされているため、選考の段階で配属予定チームとその案件構成を確認しておくことが重要です。幅広い領域を持つファームであるため、所属チームによって経験できるテーマが大きく異なります。
Q. 社名変更で何か変わりましたか?
A. 2025年10月1日にクニエからフォーティエンスコンサルティングへ社名変更しましたが、株主はNTTデータ100%のままで、設立や事業内容も継続しています。ブランドの刷新が主な変更点です。

SUPERVISED BY — 監修者

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辰本 明日加

監修者

辰本 明日加Asuka Tatsumoto

STRAND PARTNERS 代表取締役

慶應義塾大学卒業後、アクセンチュア戦略部門、リクルートを経てSTRAND PARTNERSを創業。コンサルファーム・PEファンド・大手事業会社への転職支援を手がける。

高辻 渚

監修者

高辻 渚Nagisa Takatsuji

STRAND PARTNERS

米国ビジネススクール卒業後、PwCニューヨークオフィス、アクセンチュア戦略部門を経て参画。グローバル視点でのコンサル・外資系企業への転職支援を担当。

本記事はストランドパートナーズ株式会社のコンサルティング業界担当コンサルタントが内容を確認しています。

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主な参照元

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