IGPI(経営共創基盤)の年収は?職位別レンジと給与水準の実態

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経営共創基盤(IGPI)の平均年収は、大手口コミサイトの公開集計値で約1,000万〜1,200万円が目安とされます。非上場のため公式開示はありませんが、プロフェッショナル約220名という少数精鋭組織における水準です。本ページでは職位別のレンジと、戦略×再生×投資というハイブリッドモデルが報酬に持つ意味まで整理します。

この記事のポイント

  • ✓平均年収の目安は約1,000万〜1,200万円(大手口コミサイトの公開集計値による推定)
  • ✓職位別ではアソシエイト約600万〜1,000万円、マネージャー約1,100万〜1,500万円、ディレクター約1,700万〜2,500万円が目安とされる
  • ✓非上場のため公式開示はなく、少数精鋭(単体約220名)ゆえ集計母数も小さい点に注意
  • ✓評価は「能力」と「成果」の2つの観点で行われると公式に説明されている
  • ✓MBBほどの水準ではないが、事業再生・投資まで踏み込む経験価値とセットで検討すべき報酬

IGPIの平均年収の目安

経営共創基盤(IGPI)は非上場企業であり、平均年収の公式開示はありません。大手口コミサイトの公開集計値では約1,000万〜1,100万円台とされており、本サイトでは約1,000万〜1,200万円を目安として整理しています。

平均年収の目安:約1,000万〜1,200万円(非上場のため公式開示はなく、大手口コミサイトの公開集計値をもとにした推定です)

数値の性質を理解する

この数値は有価証券報告書のような公式データではなく、口コミ投稿をもとにした集計値です。IGPIのコンサルティング部門は単体で約220名(公式サイトでは「プロフェッショナル約220名」と記載)という少数精鋭であるため、集計の母数自体が小さく、実態との乖離が生じやすい点には注意が必要です。

また同社は成果と能力に応じた評価を行うため、同じ職位でも報酬に幅があります。平均値よりも職位別のレンジで捉える方が実態に近づきます。

日本の平均年収との比較

国税庁「令和6年分 民間給与実態統計調査」による日本の給与所得者の平均年収は545万円です。IGPIの目安である約1,000万〜1,200万円は、この2倍前後に相当する水準です。

職位別の年収レンジ

大手口コミサイトの公開集計値をもとにすると、職位別の年収レンジは概ね次のように整理できます。

職位年収の目安主な役割
アソシエイト約600万〜1,000万円分析・調査とプロジェクト実務
マネージャー約1,100万〜1,500万円案件統括とクライアント折衝
ディレクター約1,700万〜2,500万円案件開拓と投資先の経営関与
パートナークラス非公開(さらに上位の水準とされる)経営責任・グループ経営への関与

大手口コミサイトの公開集計値をもとにした目安であり、公式開示値ではありません。個人の評価・経験により大きく変動します。

マネージャー到達で1,000万円台

アソシエイトのレンジが約600万〜1,000万円と広いのは、中途入社時の職位・経験によって提示水準が変わるためです。マネージャーに昇進すると1,000万円台が標準的な水準になるとされます。

ディレクター以上では約1,700万〜2,500万円とされ、案件開拓や投資先の経営関与といった責任の重さがそのまま報酬に反映される構造です。

評価は「能力」と「成果」の2観点

同社は採用情報の中で、評価を「能力」と「成果」の2つの観点で行い、フィードバックを重視すると説明しています。年功的な昇給ではなく、経営人材としての成長度合いが処遇に反映される設計です。

他ファームとの年収比較

IGPIと併願されやすい戦略系・再生系・総合系ファームと並べると、報酬水準の位置づけが見えてきます。

ファーム平均年収の目安分類・備考
マッキンゼー・アンド・カンパニー約1,639万円戦略系(MBB)
ボストン コンサルティング グループ約1,399万円戦略系(MBB)
ベイカレント約1,349万円日系総合(有報開示)
経営共創基盤(IGPI)約1,000万〜1,200万円戦略×再生×投資のハイブリッド
PwCコンサルティング約1,000万円BIG4系
フロンティア・マネジメント約1,171万円再生系(有報開示)
デロイト トーマツ約950万円BIG4系
アクセンチュア約866万円総合系

上場企業(ベイカレント、フロンティア・マネジメント)以外は公式開示値ではなく、口コミサイト等の集計値です。平均年齢や職種構成が異なるため単純比較には適しません。

MBBと再生系の中間に位置する

報酬水準だけを見ると、IGPIはマッキンゼー(約1,639万円)やBCG(約1,399万円)といったMBBには及ばない一方、BIG4系や再生系のフロンティア・マネジメント(約1,171万円)と近い水準という位置づけになります。

ただしIGPIの場合、助言にとどまらず投資や事業経営にまで踏み込む経験を積めるという点が報酬以外の価値として語られます。年収の絶対額だけでなく、経営人材としてのキャリア形成価値をどう評価するかが検討のポイントです。

報酬水準を規定する事業構造

IGPIの報酬を理解するには、同社の事業構造を押さえる必要があります。同社はコンサルティングフィーだけで成り立つファームではありません。

戦略×再生×投資のハイブリッドモデル

IGPIは2007年に産業再生機構のメンバーを中心に設立され、経営コンサルティング、事業再生、M&Aアドバイザリーに加え、自ら資本を投じて経営に入り込むハンズオン型の支援を行います。クライアントとリスク・リターンを共有する点が、助言型ファームとの決定的な違いです。

コンサルティング部門は単体約220名ですが、投資先企業を含む連結従業員数は約5,100名に達します。この構造は、同社が「投資家であり経営者でもあるファーム」であることを示しています。

少数精鋭であることの意味

大量採用でレバレッジをかけるモデルではないため、一人ひとりのプロフェッショナルに求められる水準は高く、その分報酬も業界上位の水準が維持されていると考えられます。

一方で、上場コンサルファームのように売上成長を毎年報酬に還元していく構造とも異なるため、年収の伸びは職位と評価に強く依存します。

年収以外の報酬 — 経営経験という資産

IGPIを検討する人の多くは、年収の絶対額よりも「経営に踏み込む経験」を重視しています。この点は報酬を考えるうえでも無視できません。

投資先・グループ会社への関与機会

同社の採用情報では、グループを横断したキャリア機会や、JBIC IG Partnersのような関連会社への転籍機会があると説明されています。みちのりホールディングス(交通事業)や日本共創プラットフォーム(JPiX)など、実際に事業を経営するグループ会社を持つことが、他ファームにはないキャリアの選択肢を生んでいます。

経営者としての実績は、その後のキャリアにおいて年収以上の価値を持ち得ます。投資先企業の経営幹部やスタートアップ経営陣など、卒業後の選択肢の広さも同社の「報酬」の一部と捉えられています。

数字を読むうえでの注意点

本ページの数値は2026年8月時点で確認できる公開情報・公開集計値をもとにした目安です。実際の条件は選考過程で提示されるオファー内容をもとに判断してください。

  • •非上場のため、平均年収・職位別年収はいずれも公式開示値ではない
  • •単体約220名の少数精鋭のため、口コミ集計の母数が小さく振れ幅が大きい
  • •中途入社時の提示額は職位・経験・専門性により個別性が高い
  • •評価は能力と成果の2観点で行われ、同職位でも差が生じる

よくある質問

Q. IGPIの平均年収はいくらですか?
A. 非上場のため公式開示はありませんが、大手口コミサイトの公開集計値では約1,000万〜1,100万円台とされ、目安として約1,000万〜1,200万円と整理できます。単体約220名の少数精鋭組織のため、集計母数が小さい点には注意が必要です。
Q. 職位別の年収はどのくらいですか?
A. 公開集計値をもとにした目安では、アソシエイト約600万〜1,000万円、マネージャー約1,100万〜1,500万円、ディレクター約1,700万〜2,500万円とされます。評価は能力と成果の2観点で行われるため、同じ職位でも幅があります。
Q. マッキンゼーやBCGと比べて年収は高いですか?
A. 報酬の絶対額では、マッキンゼー(約1,639万円)やBCG(約1,399万円)といったMBBには及ばない水準とされます。一方でBIG4系や再生系ファームと比べると同等かやや上位です。IGPIの場合、投資・事業経営まで踏み込む経験価値を報酬とあわせて評価する必要があります。
Q. なぜIGPIの年収は公式に公開されていないのですか?
A. 同社が非上場企業であり、有価証券報告書による平均年間給与の開示義務がないためです。本ページの数値は大手口コミサイトの公開集計値をもとにした推定であり、実際の条件は選考過程で個別に提示されます。
Q. IGPIの評価制度はどうなっていますか?
A. 公式の採用情報では、「能力」と「成果」の2つの観点で評価し、フィードバックを重視すると説明されています。年功的な昇給ではなく、経営人材としての成長度合いが処遇に反映される設計です。
Q. 年収以外にIGPIで得られるものは何ですか?
A. 投資先やグループ会社(みちのりホールディングス、JPiXなど)の経営に関与する機会です。助言にとどまらず経営者としての実績を積める環境は他ファームにはほとんどなく、卒業後のキャリアの選択肢の広さも含めて「報酬」と捉える人が多いファームです。

SUPERVISED BY — 監修者

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辰本 明日加

監修者

辰本 明日加Asuka Tatsumoto

STRAND PARTNERS 代表取締役

慶應義塾大学卒業後、アクセンチュア戦略部門、リクルートを経てSTRAND PARTNERSを創業。コンサルファーム・PEファンド・大手事業会社への転職支援を手がける。

高辻 渚

監修者

高辻 渚Nagisa Takatsuji

STRAND PARTNERS

米国ビジネススクール卒業後、PwCニューヨークオフィス、アクセンチュア戦略部門を経て参画。グローバル視点でのコンサル・外資系企業への転職支援を担当。

本記事はストランドパートナーズ株式会社のコンサルティング業界担当コンサルタントが内容を確認しています。

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