PwCアドバイザリー
PwC Advisory LLC
最終更新:
PwC JapanグループでM&A・事業再生・インフラを担うディールアドバイザリーの専門法人。世界136カ国・約36万4,000人のPwCグローバルネットワークを背景に、ディールの戦略立案から実行までを支援する。
- 現体制発足
- 2016年
- PwC Japan
- 約13,500人
- グローバル
- 136カ国
- 本社
- 東京都千代田区
PwCアドバイザリーをもっと詳しくテーマ別の詳細記事4本
PwCアドバイザリーとは
PwCアドバイザリー合同会社は、PwC Japanグループにおいてディールアドバイザリー(M&A・事業再生関連サービス)を担う法人です。法人としての登記は1999年6月に遡り、2016年のグループ組織再編で、旧プライスウォーターハウスクーパース株式会社のディールズ部門を母体とする現在の体制となりました。同時期には、M&Aアドバイザリーの独立系ファームであったマーバルパートナーズ(2015年にPwCグループ入り)とも統合しています。
サービス領域は、M&A戦略の立案、フィナンシャルアドバイザリー(FA)業務、財務デューデリジェンス、バリュエーション・モデリング、事業再生・リストラクチャリング、インフラ・PPP(官民連携)まで、ディールとその周辺領域を幅広くカバーしています。なお不正調査・デジタルフォレンジック業務は2024年3月にPwCリスクアドバイザリー合同会社として分離しており、現在は別法人が提供しています。
PwCは世界136カ国に約36万4,000人のスタッフを擁するグローバルネットワークであり、日本のPwC Japanグループ全体では約13,500人(2025年度)が在籍しています。PwCアドバイザリーはその中でディールの専門家集団として位置づけられ、監査・税務・コンサルティングの各法人と連携しながらクロスボーダー案件や大型再編に対応している点が特徴です。
PwCアドバイザリーの強み・特徴
1ディール領域を網羅するサービスライン
M&A戦略、FA業務、デューデリジェンス、バリュエーションから事業再生、インフラ・PPPまで、ディールに関わる専門機能を一つの法人に集約。案件のフェーズを問わず支援できる。
2PwCグローバルネットワークとの連携
世界136カ国・約36万4,000人のネットワークを活用し、クロスボーダーM&Aや海外子会社の再編・調査に対応。PwC Japanグループの監査・税務・コンサルティング法人との協働も日常的。
3独立系ファームの知見を取り込んだ成り立ち
2016年の再編ではM&Aアドバイザリー専業だったマーバルパートナーズと統合。会計系ファームの体系的な方法論と、独立系のディール執行の知見を併せ持つ組織となっている。
会社概要
| 正式名称 | PwCアドバイザリー(PwC Advisory LLC) |
|---|---|
| 分類 | FAS・財務アドバイザリー系 |
| 設立 | 2016年(統合により発足) |
| 日本拠点 | 東京都千代田区 |
| 法人設立 | 1999年6月(2016年に現体制へ再編) |
| グループ | PwC Japanグループ(約13,500人・2025年度) |
| グローバル | PwCネットワーク 136カ国・約36万4,000人 |
| 本社 | 東京都千代田区 |
| 事業内容 | M&Aアドバイザリー/デューデリジェンス/バリュエーション/事業再生/インフラ・PPP |
| 公式サイト | www.pwc.com/jp/ja/advisory.html |
主なサービスライン
- M&Aアドバイザリー
- ディールズ戦略
- 事業再生
- バリュエーション・モデリング
PwCアドバイザリーの年収・給与
同社は年収を公式に開示していません。大手口コミサイトの公開集計値ではBig4系FASの給与水準は総合系コンサルティングファームと同等以上とされ、職位別の基本給に業績連動の賞与が加わる体系です。実際の提示額は職位・経験・専門領域により変動します。
もっと詳しく:PwCアドバイザリーの年収›キャリアパス・職位構成
- 1アソシエイト財務分析・デューデリジェンスの実務と資料作成を担当
- 2シニアアソシエイト分析ワークストリームを主導しクライアント対応を開始
- 3ヴァイスプレジデント(マネージャー相当)案件のプロジェクトマネジメントと論点整理をリード
- 4ディレクター/パートナー案件組成・統括とクライアントリレーションの構築
働き方・カルチャー
| 案件特性 | ディール進行に連動するため繁閑差が大きい |
|---|---|
| 連携 | PwC Japanグループの監査・税務・コンサル法人と協働 |
| 専門領域 | M&A・再生・インフラのチーム別体制 |
中途採用・選考プロセス
主な出身業界・職種:公認会計士、投資銀行・銀行・証券出身者、事業会社のM&A・財務部門出身者が中心。インフラ・PPP領域では、官公庁関連やプロジェクトファイナンスの専門経験も評価される。
領域別の採用が基本です。ディールズ、事業再生、インフラなど、応募時点でチームを選択する形になるため、キャリアの方向性を明確にしてから応募することをおすすめします。
もっと詳しく:PwCアドバイザリーの転職・選考対策›PwCアドバイザリーが向いている人
- ✓M&A・事業再生の専門性をグローバル環境で磨きたい人
- ✓会計・金融のバックグラウンドをディールで活かしたい人
- ✓インフラ・PPPなど公共性の高い案件に関心がある人
- ✓監査・税務など隣接領域と連携しながら働きたい人
沿革
- 1999年6月法人設立(後のPwCアドバイザリー合同会社)
- 2015年マーバルパートナーズがPwCグループ入り
- 2016年グループ再編で旧プライスウォーターハウスクーパース株式会社のディールズ部門を母体とする現体制へ。マーバルパートナーズとも統合
- 現在PwC Japanグループのディールアドバイザリー専門法人として運営
PwCアドバイザリーに関するよくある質問
- Q. PwCアドバイザリーはどのような会社ですか?
- A. PwC JapanグループでM&A・事業再生などのディールアドバイザリーを担う専門法人です。M&A戦略、FA業務、デューデリジェンス、バリュエーション、事業再生、インフラ・PPPまでを一つの法人でカバーしています(不正調査・フォレンジックは2024年3月にPwCリスクアドバイザリー合同会社として分離)。
- Q. PwCコンサルティングとの違いは何ですか?
- A. PwCコンサルティングが経営戦略の策定から実行までのコンサルティングを担うのに対し、PwCアドバイザリーはM&A・事業再生・インフラといったディール関連の専門サービスを担います。案件によっては両法人が連携して支援にあたります。
- Q. どのような成り立ちの会社ですか?
- A. 法人登記は1999年6月に遡り、2016年のPwC Japanグループ再編で、旧プライスウォーターハウスクーパース株式会社のディールズ部門を母体とする現在の体制になりました。同時期に独立系M&AファームのマーバルパートナーズともPwCグループ内で統合しています。
- Q. グローバル案件には対応していますか?
- A. PwCは世界136カ国に約36万4,000人を擁するネットワークを持ち、クロスボーダーM&Aや海外拠点のデューデリジェンス・調査案件では各国のメンバーファームと連携して対応しています。
- Q. どのような人材が採用されていますか?
- A. 公認会計士、投資銀行や銀行・証券出身者、事業会社のM&A・財務部門出身者が中心です。領域別の採用が基本のため、ディールズ・事業再生・インフラなど応募チームの選択が重要になります。
FASファームの比較
同じFASに分類されるファームの規模・年収水準を比較できます。
| ファーム | 設立 | 従業員数 | 年収水準の目安 |
|---|---|---|---|
| デロイト トーマツ(旧デロイト トーマツ ファイナンシャルアドバイザリー) | 2001年 | — | — |
| PwCアドバイザリー(このページ) | — | — | — |
| KPMG FAS | 2001年 | — | — |
※ 年収水準は各社の公開求人情報・口コミサイト等をもとにした目安であり、公式開示値ではありません。
同じカテゴリのファーム
関連する業界ガイド
- コンサル年収ランキング59社比較|有価証券報告書ベースで見る実際の水準 ›
「コンサル年収ランキング」として流通している表の多くは、有価証券報告書で開示された確定値と、口コミサイトの集計値を同じ列に並べています。母集団も算出基準も違う…
- コンサルティングファームの種類と違い|10分類の特徴を主要59社で整理 ›
「コンサルティングファーム」とひと口に言っても、扱う課題も、クライアントも、働き方も、分類によって大きく異なります。本ガイドでは、2026年8月に調査した59…
- 未経験からのコンサル転職|59社の採用データで見る「どの未経験が、どのファームに入っているのか」 ›
「コンサルは未経験でも転職できるか」という問いは、そのままでは答えが出ません。コンサルティング業界には、コンサル未経験者が入社者の7割を占めることを自ら公表し…
- コンサルのケース面接対策|59社の公式選考情報から見る「どこで何が課されるのか」 ›
ケース面接対策の情報は数多くありますが、そのほとんどはフェルミ推定の解き方や3C・4Pといった型の解説に紙幅を割いており、「自分が受けるファームで、そもそもケ…
- コンサルの激務度・残業時間比較59社|公式開示データと口コミ集計値を分けて読む ›
「コンサル 残業時間ランキング」として流通している表の多くは、会社が公式に開示した実績値と、口コミサイトの集計値と、固定残業の設定時間を、同じ列に並べています…
SUPERVISED BY — 監修者
監修者一覧 ›
監修者
辰本 明日加Asuka Tatsumoto
STRAND PARTNERS 代表取締役
慶應義塾大学卒業後、アクセンチュア戦略部門、リクルートを経てSTRAND PARTNERSを創業。コンサルファーム・PEファンド・大手事業会社への転職支援を手がける。

監修者
高辻 渚Nagisa Takatsuji
STRAND PARTNERS
米国ビジネススクール卒業後、PwCニューヨークオフィス、アクセンチュア戦略部門を経て参画。グローバル視点でのコンサル・外資系企業への転職支援を担当。
本記事はストランドパートナーズ株式会社のコンサルティング業界担当コンサルタントが内容を確認しています。
主な参照元
本ページは各社の公開情報をもとにコンサルペディア運営事務局が独自に編集したものであり、掲載企業による監修・提供を受けたものではありません。年収・選考に関する情報は公開求人情報や口コミサイト等をもとにした目安であり、実際の条件を保証するものではありません。内容の訂正が必要な場合はお問い合わせください。